メディアプラクティス14-15

メディアプラクティスいってきた

メディアプラクティスとは、東京藝術大学大学院映像研究科が毎年やってる卒展。(だったと思う)数年前に行ったことがあり、その時もかなり面白く、今年も参加しみた。

メインの映像がかなりイケてる感じなので要チェックや!

作品

僕が面白いと感じた作品をいくつかピックアップ。

Flaying TV

この作品は、珍妙な感覚を味わえる作品だった。ソファの前にテレビがある。テレビにはカメラがついている。ソファに座ってテレビをみると、テレビにつけられたカメラが鑑賞者の顔をキャプチャし、テレビの映像に出てくる人の顔を鑑賞者の顔に置き換える、というものだ。

しかもテレビに流れている映像は地上波放送。公共電波にまるで自分が登場しているかのような感覚。僕が行った時には堀北真希のドラマが丁度やってたのだが、堀北真希(とその他登場人物)の顔が自分の顔に置き換えられていく様は非常に滑稽でしたw

Flying TV(ちょっとわかりにくいけど、顔が僕の顔になってます)

(ちょっとわかりにくいけど、顔が僕の顔になってます)

セルフポートレート

ゾワゾワっとする作品。現象としては、木片とか石とか鉛筆が高速に振動している、というだけのこと。最初はただ展示台に置いてあるだけにしか見えなかった、、のだがよく見ると高速にふるえている!!大変ふしぎな感じだった。現象はシンプルなのに、その結果として受容する感覚が面白いというのは大変スキです。赤川さんのうぞうむぞうに似ているものがある。

ちなみに作品の様子をVineで撮影したのだが、手ブレが酷いのと、iPhoneカメラが作品の振動周波数に対応しておらず、あまり伝わらない感じになってしまった…orz

いってらっしゃい。おかえりなさい。

これはシンプルな映像作品。登場人物が主に家の中で、めまぐるしく動きながら「いってらっしゃい」「ただいま」「おかえり」の言葉を繰り返すという作品である。

この作品が面白かったのは、登場人物が途中ですり替わる、ということである。たとえば、今で妻に「ただいま」と言う。その後、隣の部屋に行き母親に「ただいま」と言う。また居間に戻ると、キッチンにいた妻は別の女性に変わっている。このような不思議な映像がほぼノーカットでで繰り広げられる。5分ほどの映像だったと思うが、おもわす引きこまれてしまった。最初は頭で考える、でも次第に考えてもよくわからない感じになって、ふわふわっとした感覚になる。そんな作品。

hello-bye

まだ自分である

この作品は、最初に紹介したセルフポートレートに似ていて、鑑賞者の映像を展示の影像に投影する作品。正面には、”壊れたテレビを捨てる”というドキュメンタリタッチの影像が流れており、その壊れたテレビには、作品の前に置かれたカメラで撮影した映像が流れる。

映像が一見映画風なので、その中に現実世界の影像(しかも自分の影像)が投影されるというのは変な感じだった。

self

感想

作品構成としては、面白いもののなかにわからないのがすこし、という感じ。

Flying TVとまだ自分であるは実装の仕組みも気になった。とくに地上波のリアルタイムプロセシングって、いわゆるTS抜き的なことやってるんだろか。ちょっと調査してみたいところ。

1/26-31で先端表現の卒展もあるようなのでそちらも楽しみ。